国内でも海外でも使える交渉のための頭の使い方

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ノミニケーションは国境を越えて −2

飲みケーションを仕事に活用したいとき、

昼間の時間に相手との議論のギャップを明らかにしておくこと、

取りうる選択肢を準備しておくこと。酔っ払う前に考えておきたい。

互いの歩み寄りに対してのねぎらいの気持ちで乾杯すること

お互いの歩み寄りをもとに今後のお互いの協力を確認すること

ビジネス以外の周辺ネタには趣味や家族ことやら話題を準備。ネタを仕込んで置くこと。

私が駐在していたオランダの話です。 我々がバイヤーでココアパウダーを年間何百トンも買っています。 サプライヤーをレストランに呼んでワインを飲みながらの値引き交渉などは日常茶飯事にしていました。

レストランで色々世間話やら、家族の話、スポーツの話、下ネタまで色んな会話をしながら、仕事の話(も)するのは相手が欧米人でも日本にある飲みにケーションと何ら変わりません。 

こんな関係でサプライヤーとは親密に何でも話し、ぶつあい、それなら取引はこれでおしまいだまで、駆け引きも含みながら何度か飲みニケーションを繰り返しました。

オランダ人側はぶつけるつもりはないのですが欧米人の中でも本当にストレートな国民性をもった人種なので出来る・出来ないははっきりしています(一方、正直で無垢で、商売にも長けた人たちです。)

飲みにケーションに誘うスタイルとしては、相手の都合を尊重する、楽しい場にする。

事前のビジネスミーティングでは市況、目標、危機感も煽りつつ、データなども駆使しながら伝えるべき情報は共有し、こちらの目標を提示、相手の頑張りどころ(当方の希望と先方の返答のギャップ)をハッキリさせておくこと。

できればその夜かその週の夜、夜の都合がつかないと、ランチでも夕食と同じように飲みながら

事前のミーティングとのギャップを詰めるのです。いい感じのところでギャップを埋めるような要望、提案を

出してみる。聞き入れてもらえることが結構あります。この事前ミーティングとノミニケーションの

セットは鉄板です。

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