国内でも海外でも使える交渉のための頭の使い方

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揉め事処理係(トラブルバスター)

海外の取引先とのトラブルで頭を抱えていませんか。
そんなお悩みに海外との揉め事処理のエキスパートとしてお答えします。

私はこれまで30年間、菓子、食品、ヘルスケア、電気、電子、IT関連機器等多岐に渡る業界で海外案件の事業開発、マーケティング&交渉担当、また部門責任者として、
通算1,800人の海外のビジネスパーソンとの折衝をこなしてきました。

扱った領域ですが、販売独占契約やライセンス契約、海外新規ブランドの導入、新製品の
開発、海外での広告・販促企画、食品原料の買い付けやその品質問題(リコール)、納期問題、価格交渉、契約の不履行、オフィスのクローズ、人材の採用、そして、海外VIPアテンド、観光地の案内、会食、ゴルフ接待など多岐に渡ります。

これまでの経験から個々のトラブルの原因や症状は様々ですが、 全体に大きく横たわる
共通の課題は、コミュニケーションの問題であると実感しています。

相手からの返事や対応が遅い、常識が通じない、約束を守ってくれない、態度が横柄、
言ったことしかやらないなどのコミュニケーションに関わる要因が最終的に大きなもめ
ごとに発展している状況をいくつも目の当たりにしてきました。

一方、渦中の日本側の担当者や部門の責任者でさえ、問題は相手の国民性やら文化、習慣、はたまた能力が低い、性格が悪いと言ってのけ、同じようなトラブルがもぐらたたき状態で発生する状況です。

ときに言葉やコミュニケーションの問題を取り出すや、120%返ってくる反応は、英語はツールだし関係ない、、、。(私はこれこそ問題の根幹と思っているのだが、、、)

海外とのトラブル解決担当(トラブルバスター)としてこのあたりを中心にお役に立てることはないかなとこちらのコラムを進めていきたいと思っています。

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